人気のインデックスファンドである S&P500 。特定口座で運用していますので損益情報を公開します。シミュレーションにはないリアルな数字となっています。S&P500の説明、投資が必要な理由も解説していますのでこれから購入を考えている人にも参考になる情報ですので是非ご覧ください。
24ヵ月目の運用実績
積立元金282.1万円 評価額349.2万円
含み益+67万円(+23.74%)
人気銘柄の S&P500 ですが、また先月からまた伸びました。今年に入っても政策金利が上がっていますが、株価はしっかりと上昇しています。
毎月の買付額は
毎月の額は5万円程度です。
楽天証券の自動買付を利用し、1.7万円を自動買付しています。楽天証券のトップページはこちら。
残りの3.3万円はスポット購入しています。
スポット購入って何?って人はこちらに解説があります。
この3.3万円は生活費を捻出して生み出しているものです。昔はこんなに捻出できませんでした。
固定費の削減に徹底的にした結果、少しずつ捻出できるようになりました。固定費削減の記事はこちらになります。
特定口座とつみたてNISAの違い
違う点は利益に税金がかかるのが特定口座、かからないのがつみたてNISA口座になります。
つまりNISA口座のほうがお得なんです。
100万円の商品が150万円になったとします。この時の利益は50万円です。
特定口座の場合、この50万円に約20%の税金がかかるため、売却すると利益は40万円になります。
よって売却すると140万円が手元に入るというわけです。
つみたてNISAの場合、利益分の50万円に税金はかからず150万円が手元に入ります。
口座が違うだけでこんなに差があるんですね。さらに額が大きければ大きいほど差も大きくなります。
こんなにお得なのになぜ特定口座を使用しているのかって声が聞こえてきそうです(笑)
つみたてNISAは年間40万円、毎月3.33万円が上限額です。
なのでこれ以上投資したい場合は特定口座での運用になるって事ですね。
つみたてNISAの商品一覧はこちらから見れます。
また2024年1月からつみたてNISAがグレードアップします。
投資額が大幅に増えるので、今後は全額NISAに投資するつもりです。
新NISAって何?という人はこちらに詳しい解説があります。
S&P500 ってなに?
米国の代表的な株価指数です。米国市場全体の動きを概ね反映しているものです。
日本語にするとスタンダード&プアーズ500種指数といいます。
今は合併してしまいましたがスタンダード&プアーズというのは会社名からきています。
構成銘柄
構成銘柄はアメリカ企業500社から構成されています。
Apple、Google、Amazonなど誰もが聞いたことのある超有名企業もしっかり入っていますよ。
どのような割合
S&P500は500社に均等に投資するわけではありません。
時価総額の大きい企業、つまり人気のある企業ほど配分が大きくなっているのが特徴です。
なんと構成銘柄の上位10社で全体の約30%を占めているんですね。
Appleは約6%なのでS&P500を1万円持っていたら600円分はAppleの株を保有している。そんなイメージです。
審査基準もある
この500社は優良企業と言われていますが審査の基準もちゃんとあります。
例えば時価総額が61億ドル以上、利益を出している事、売買できる株が50%以上ある事などです。
残念ながらすべての基準は公開されているわけではありません。
この基準を満たしていない場合は他の優良企業と入れ替えられてしまうんですね。
ただこうゆう入れ替えがあることでS&P500の質を保っているんですね。
貯金じゃダメなのか
ダメです。
確かに銀行貯金は利子もつくし、絶対に減らないというメリットがあります。
タンス預金は…バレないようにがんばってください(笑)
話を戻しまして、物価は基本的には上がるものなので貯金だけでは貧乏になります。詳しい話をしていきますね。
物価とは
物価とは物の価値です。わかりやすく言うと値段です。
総務省が公表している消費者物価指数は昨年に比べて3%上昇しています(2023年7月)。
つまり去年1,000円だったものが1,030円になったという事です。
総務省より引用
銀行貯金の利子ってどのくらい
ゆうちょ銀行の利子は0.001%です(通常貯金)。みなさん、見間違えでも打ち間違えでもありませんよ(笑)
ネット銀行のキャンペーンを利用しても0.2%程度です。つまり10万円預けていても年間1円しか利子がつきません。
物価高の勢いに勝てない
銀行貯金していてもほぼお金は増えません。
なのに物の値段は上がるので去年1,000円で買えた物が今年になったら買えなくなってしまうということが発生するのです。
銀行貯金のみだと相対的にお金の価値が下がり、貯金貧乏になるのです。
なので年利5%〜7%を高い確率で期待できる S&P500 で投資をおすすめしています。
積立てを続けるコツ
現在は+23.74%と絶好調です。ただ保有中に-10%になった事もありました。
正直売却してしまおうと思ったぐらいです。
何が言いたいかと言うと、いい時も悪い時も保有し続けてコツコツ買い続けることが大事なんですね。
今の+23.74%はその結果だと思います。途中で売却していたら今の結果はありません。
また保有するために、短期目線ではなく長期目線で見る事も大切です。
過去5カ月の運用実績
表にまとめました。元金も順調に増えていますが、それ以上に評価額の伸びがすごいですね。
コツコツ投資で5ヵ月の間に+49.9万円程度利益が増えています。
ちょっと売却して好きなものを買いたい気持ちがありますが、そこは我慢ですね。
元金 | 評価額 | 含み益 | 損益率 | |
2023.5 | 263.1万円 | 280.3万円 | +17.1万円 | +6.51% |
2023.6 | 265.4万円 | 301.9万円 | +36.4万円 | +13.72% |
2023.7 | 274.6万円 | 323.1万円 | +48.4万円 | +17.63% |
2023.8 | 277.8万円 | 339.2万円 | +61.3万円 | +22.08% |
2023.9 | 282.1万円 | 349.2万円 | +67万円 | +23.74% |
5ヵ月間の成長 | +19万円 | +68.9万円 | +49.9万円 | +17.23% |
まとめ: S&P500 は優良ファンド
今回の運用実績はいかがだったでしょうか。筆者もこの短期間でこれほど成長するとは思いませんでした。
貯金のみだと物価高に対応できません。貯金してるのに貧乏になっていきます。投資信託を購入して経済成長の波にのりましょう。
今後も毎月公開していくので、みなさんにとって有益な情報になればうれしいです。
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