米国高配当ETFで人気銘柄の SPYD 。SBI証券の定期買付ランキングで1位になるほどの人気商品です。過去の配当実績に触れつつ、SPYDを保有している著者の配当金を公開します。
SPYDとは
SPYDの正式名称はSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETFといいます。
S&P500の中から配当の良い上位80銘柄で構成されています。
S&P500には米国の優良企業であるアップル、グーグル、アマゾンなどが含まれています。
その優良企業の中から配当に特化した企業を選抜してるんですね。
経済大国米国の配当金がコスパ良く欲しいって人向けの商品です。2015年10月に登場した比較的新しい商品というのも特徴です。
なおS&P500って何?という人はこちらの記事で説明していますので確認してください。
SPYDのメリット
米国高配当株の人気銘柄であるHDV、VYMと比べると1口の値段が安いです。
1口あたり約5,000円とサラリーマンのお小遣いで買える金額です。
1ヶ月のお小遣いをがんばって節約さて、ご褒美に1口購入。モチベーションの継続になりますね。
HDVは約14,000円、VYMは約15,000円とお小遣いで買うには厳しい金額ですよね。
またFIREブームのトレンドもあってか、配当金重視の投資家にコミットしています。
低額で買えて配当もしっかり貰える。配当のよい上位80銘柄というシンプルさもメリットの1つです。
SPYDのデメリット
デメリットはキャピタルゲインに期待できないという点です。
キャピタルゲインとは値上がりした物を売却して得る利益の事です。
ここ2年で評価額は1.5%しか上昇していません。
また直近1年では-3%とキャピタルゲインを狙うのであれば他の商品を購入したほうがいいでしょう。
ただ長期保有を前提に配当金がしっかり欲しいという人には向いていると思います。
人気商品だからとりあえず買うっていうのはやめましょう。
おすすめの購入方法
SPYDにキャピタルゲインは期待できません。
逆に言えば価格は安定しているともいえます。つまり安い時に購入できればお得ということです。
焦って高値掴みしても1口あたりの配当額は1回50円程度です。ですが買うタイミングによっては1,000円弱買値が変わります。
なので購入するタイミングがくるまでお金を貯めて価格が安くなったらまとめて購入する方法がおすすめです。
筆者としては1口4,800円ならまとめ買いをしようと思っています。
買値はどうやって決まるの?
1口5,000円程度ですが、どのような計算をしているか説明します。
1口の値段×円の価格=買付額です。わかりにくいのでSBI証券の画像を使いながら説明しますね。
今回だと1口買おうとしたら35.42×148.4=5,256円となっています。
これはあくまで目安なのでこのぐらいねっていう感じで思ってください。
では画像を使いながら詳しく説明しますね。
SBI証券のアプリを開き、マーケットを選択し、米ドル/円の価格を確認します。この画面だと1ドル148.4円という意味です。
次に元の画面に戻り、検索ボタンを押し「SPYD」と入力すると出てくるので選択します。
赤枠の中が1口あたりの価格です。1口35.42ドルという意味です。
配当金を公開
2023年9月の配当は1口あたり0.44ドルでした。
1ドル148円とすると1口あたり65.1円です。
筆者のSPYDは1口平均5,489円なので配当率は約1.1%です(税金は計算に入れていません)。
実際に手元に残った配当金は
筆者は145口保有しています。
そのため今回は46.31ドルゲットしました。換金後、手元に残ったのは6,868円です。
筆者の場合145口保有、保有額は795,905円、1口平均5,489円となっています。
配当は6,868円なので、配当率は約0.9%です。
この額は税金や手数料も含まれていますこでリアルな価格です。
過去にもらった配当金
過去にもらった配当金を表にまとめました。これでなんとなくの全体のイメージがつかめると思います。
SPYD | 配当金 ※手元に残った金額 | 保有口数 | 配当金 ※1口あたり | 相場の円 |
2023.9 | 6,868円 | 145口 | 0.44ドル | 1ドル約148円 |
2023.6 | 7,017円 | 145口 | 0.46ドル | ー |
2023.3 | 4,941円 | 133口 | 0.38ドル | ー |
2022.12 | 5,675円 | 114口 | 0.5ドル | ー |
コメント