信託報酬最安の野村證券『はじめての NISA 』について徹底解説

お役立ち情報

2024年1月から新NISAが始まりますね。投資信託でコスパよく運用するには信託報酬がどのくらいかかるかが大事です。その信託報酬が平均より約78%安い野村證券のはじめてのNISAについて解説します。ファンドは数多くあるので選ぶのが苦労しますので、判断材料にしてもらえたらと思います。新 NISA の詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

最安のファンド(商品)はこれ

投資信託の王道である全世界株インデックス(通称:オールカントリー)です。

オールカントリーに投資しようとしている人は朗報ですね。

これは世界全体に投資をするイメージです。

そのため今後も続くであろう世界経済の成長にそのまま乗っちゃおうという、シンプルで本質的な商品です。

食べ物でいえばカレー、ジュースであればコーラ、お酒であればビール。そのくらい王道なんです。

カレーとコーラとビールが嫌いな人すみません(笑)それではこの王道商品の報酬額がいくらなのか説明します。

信託報酬額は

年間0.05775%(税込)です。めちゃくちゃ安いです。

野村證券調べになりますが、オールカントリーの平均信託報酬は0.255%です。脅威の78%OFF!

信託報酬とは

信託報酬とはファンドの運用・管理にかかるお金です。

投資信託は運用会社にファンド内の銘柄を選定などをしてもらっています。

だからこちらは買ったらほったらかしなんですね。

運用・管理をしてくれる対価として払っているのが信託報酬なんですね。

信託報酬の計算例

仮に信託報酬額が0.05%の投資信託で100万円を1年間運用したとします。

その時の信託報酬額は500円です。1日1.3円。

これで運用会社に任せられるなら激安ですよね。

ちなみに信託報酬額が0.25%だとしたら2,500円で1日6.8円。

投資を20年、30年続けるって思ったらこの差は大きいですよね。

信託報酬額以外にかかるお金もある

その他の費用は以下の通りです。

・組入有価証券等の売買の際に発生する売買委託手数料

・外貨建資産の保管等に要する費用

・監査法人等に支払うファンドの監査に係る費用

・ファンドに関する租税   

なおこれらの費用は事前にわかるものではなく運用が始まってある程度の期間が経てばわかるようになります。隠れコストってやつです。

お金の画像

人気運用会社eMAXIS Slimの信託報酬額は?

年間0.1133%(税込)です。

平均信託報酬よりは安いですが、野村證券のはじめてのNISAの足元にも及びません。

半分くらいの格安なので、やはり安く運用したい人は野村証券のはじめてのNISAはおすすめです。

30年保有でどのらい差が出る?

わかりやすく全世界株(オールカントリー)を1,000万円保有し続けたとします。

信託報酬額の差は30年間で166,650円もありました。

野村證券のはじめてのNISAだと年間5,775円の信託報酬がかかります。

30年間の合計額は30年×5,775円=173,250円です。

eMAXIS Slimの場合は年間11,330円なので30年間で30年×11,330円=339,900円です。

同じようなファンドですが、信託報酬額でこれだけの差がでます。

保有額が多ければさらに差は開きます。信託報酬額は本当に大切です。

これから気にしておきたい事

eMAXIS Slimの特徴として信託報酬が安いという点があげられます。

過去にも他社が最安値になるとそれを意識したかのように追従します。

なので最安といえばeMAXIS Slimという印象の方もいると思います。

ただ今回の差はかなり大きく追い越すところまでは難しいと言われています。

しかし信託報酬額は最安値がいいって人はeMAXIS Slimの動向を気にしていたほうが良いでしょう。

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